ごめんなさーい T_T
工作したものを夜にUPしようと思ったんですが
マスクの衝撃とTVの衝撃ですっかり忘れちゃいました。
今晩きっと!
で、なにが衝撃だったかと言うと・・
TVドラマで裁判員の話をやってたんです。
たまたまつけてたチャンネルで始まったドラマを見てしまった。。。
ご覧になった方、いらっしゃると思うんですが
今回の事件は、殺人と委託殺人の違いで判決がまるで違ってくるという
かなり重く難しい課題でした。
殺人事件の裁判に関わるのですが
その事件が単なる強盗殺人ではなく委託殺人ではないかという疑念から
裁判のありかた、裁判員の争点などを描いていました。
痴呆の老女を強盗目的で殺害したことについてホームレスの男性が捕まり
自白をするのですが、
じつは被害者の息子も痴呆の親に対する殺意を否めず、
息子が自分の罪をホームレスになすりつけたのではないかという疑いも出てくる。
裁判員の中には、自分の母親が痴呆で自宅介護をしているという
被害者と同じ環境の人がいて、
被害者の息子の本心を知りたい・・・と、つっこんだ質問を投げかけていくうちに
新事実が明らかにされていく。
強盗目的で入った家で、老女に見つかり首を絞めて殺害したということで
当初の捜査では顔見知りでもない強盗殺人として調書を取られていた。
母親を殺された息子は、犯人に対して憎しみを表さなかった。
それに疑問をもった裁判員が真相を探っていくのだ。
殺されてしまった老女とホームレスの男性は顔見知りで
ときどき老女の話し相手をしていた。
老女はホームレスの男性にとても親切で
男性も敬意をはらっていた。
あるとき老女が
自分がボケてきたことを気にかけて
「息子に迷惑をかけることになるなら死にたい・・」とホームレスに打ち明けた。
ホームレスの男性はそれを引き止めていた。
ところがある日、老女が自分の首をロープで絞めている現場に遭遇してしまう。
老女は泣きながら「死にたい」と懇願。
それを受けて首を絞めてしまう。
母親が死んでいるのを帰宅した息子が発見するが
痴呆の母親に厳しくするところを近所の人に目撃されていたために
疑いが自分にかかることを懸念して、すぐ警察には連絡をしなかった。
警察が息子に疑惑の目を向けていることを知ったホームレスは
警察に告発の電話をかける。
そして自分が逮捕される。
いろいろなことを探りながら
裁判員として被告人や証人に質問をしていくのだが
弁護人や検察も知らないことまで掘り起こしてしまう。
遺族の気持ちの変化、
被告人の事情、
どんどん変わってしまうのだ。
母親を大切に思う気持ちと痴呆介護の大変さで苦しむ遺族、
もしかしたら母親が殺してくれと行ったのではないかと思うようになり
被告人に「自分のために本当のことを話してください」とお願いをする。
自分によくしてくれた老女に懇願され、致し方なく首を絞めてしまったにもかかわらず
自分が刑期を終えて出たとき子供に迷惑をかけることになる懸念から
「頼まれて殺したのではない」と証言台で言ってしまう被告人。
それを察する裁判員の気持ちと、
強盗殺人として判決を下される「矛盾した気持ち」。
証拠が委託殺人を表さないだけに
被告人の発言が重要視され
「自分が殺した」というのだから殺人としての処罰になってしまう。
裁判員は、一般市民の立場で、考え方で、裁判に立会い
公正な判断をしましょう・・・というもの?
警察で済まされている事情徴収(←まちがってる??)や
検察・弁護人などですでに話し合われた結果について
これが正しいのか間違いなのかが争点。
ドラマでいえば、
殺したって言ってるから処罰はこうなんだけど間違ってませんよね?
ということを裁決する・・・ってことなのかな。
掘り起こして新たな事実を見つけちゃったりするのは
どうやら「行きすぎ」であり「裁判員としての立場をわきまえていない」らしい。
裁判官と裁判員との壁も最初はあって
「あなた方はそこまで考えなくていいんだ」
という上から目線と
「勝手に裁判員に選んだのはそっちじゃないか」
という市民の目線。
こう決めたいんだけど、いいよね?
っていう念押しのために裁判員がいるんじゃないよね?
なんか、とっても考えさせられました。
制度についても、
裁判員の役割りとしても。
ランダムに通知が来るんでしょう?
拒否できないんでしょう?
そんな難しいこと、できないなぁ・・・・・・・・・・